|
11:15〜11:30 |
細胞表層が創出するビジネスシーズ
所属 | : |
京都大学大学院農学研究科 |
発表者 | : |
植田 充美 |
|
【キーワード】
細胞表層工学/細胞表層デイスプレイ/コンビバイオ/ナノバイオ
【内容】 活性のあるタンパク質を迅速に調製して機能解析したり、タンパク質をデイスプレイした細胞生体触媒として育種したりする新しいバイオテクノロジーが「細胞表層工学」をもとに創成された。
情報分子を機能分子に変換する、簡易で、迅速で、しかも、多くの組み合わせの(コンビナトリアル)分子ライブラリーから適合するものをシステマテイックにハイスル−プットに選択できるこの手法は、アレイチップなどのナノテクノロジーと融合し、さらに新しい「ナノバイオ」テクノロジーの世界を創成しつつある。
この新しい発現系としてのデイスプレイ系の展開は、これまでの培養工学を基にした旧来のマクロなバイオテクノロジーとは逆方向の細胞一個や一種の分子を相手にできるバイオテクノロジーのイノベーションである。この手法に使われるマイクロチャンバーアレイチップや無機系固定相によるモノリス(一体)型分離媒体も開発され、バイオテクノロジーとナノテクノロジーの融合によるハイスループット分析に最適な環境が整備さ新しいバイオ世界を開拓し、多様なビジネスシーズを提供している。
|
■ |
特許等知的財産関連の状況 |
☞ |
取得済/申請中 |
■ |
研究開発の段階 |
☞ |
基礎研究/開発研究/事業化研究 |
■ |
その他アピール点 |
☞ |
共同研究・共同開発 |
|
|