生産
小間位置番号:生719
(公)大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科
ジャガイモ疫病の防除を目指し、耐性菌の出現しにくい抗卵菌剤を開発します。
お問い合わせ先
郵便番号 | 〒599-8531 |
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住所 | 大阪府堺市中区学園町1番1号 |
TEL | 072-254-9466 |
FAX | 072-254-9921 |
URL | http://www.biosci.osakafu-u.ac.jp/am/ |
展示内容
出展内容 | 土壌より単離した放線菌の培養抽出物から卵菌Phytophthora infestansのシスト発芽阻害物質としてβ-rubromycin(IC50=37 nM)を取得しました。本化合物は、P. infestansの宿主植物の葉への感染だけでなく、種々の卵菌の宿主植物への感染を静菌的に阻害する事が示唆されました。本研究成果は、耐性菌が蔓延しにくい新たな静菌性抗卵菌剤の開発に繋がるものです。 |
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取扱分野 | 栽培/ゲノム/環境負荷軽減 |
展示方法 | |
マッチング目的 | |
Phytophthora infestansをモデル卵菌として取得した静菌性抗卵菌剤の多方面での利用、当研究室で開発する抗卵菌剤シード化合物のハイスループットスクリーニング系の利用、本スクリーニングを用いた化合物の生理活性評価にご興味のある企業との共同研究を望みます。 | |
資料 |
研究・プレゼンテーション
日時 | 12月16日(金)14:15~14:30 |
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場所 | セミナールームA |
セミナーNo. | A316 |
タイトル | ●新たなジャガイモ疫病防除剤 開発への挑戦 |
発表者 | (公)大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 講師 谷 修治 |
内容 | ジャガイモに感染し甚大な被害をもたらす疫病菌Phytophthora infestansの防除には、異なる種類の殺菌剤を使用することが推奨されています。必然的に農薬の使用量が増え、環境負荷が大きくなると共にジャガイモ生産コストが高くなる問題を抱えています。本講演では、放線菌培養抽出サンプルからスクリーニングにより取得したβ-rubromycinが、卵菌の植物感染を静菌的に抑えることを発見したことについて紹介します。また、今後構築予定のハイスループットスクリーニング系を用いた新たな抗卵菌剤シード化合物の取得を目指した取り組みについても紹介致します。 |
マッチングアイコン
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